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ガラス溶解炉の話。

ピンとこないでしょうが覚書として。

蓋や壺の口にガラスが付着して 蓋がキッチリ閉まりにくくなってきます。
うちは付着したガラスを丁寧に取り除きなかなか綺麗な状態を保っている方だと思っています。

蓋が閉まらないと壺内の温度が下がり燃費も悪くなるので
ガラス溶解炉がある工房を経営している者にとっては 当たり前の話です。

ガラスが出来るだけ付着しないように
原料投入の際 原料をペレット状にしたり、ガラスカレット(ガラス屑)を上になるように投入したり
色々工夫しているんです。

それでも炉を数ヶ月使用していると
少しの隙間から ガラスのガスのようなモノが出てきて 徐々に壺の口を侵食してきます。
そうすると蓋は閉まっているのですが 隙間が出来てその隙間からガラスのガスが逃げるので 隙間が大きくなる 悪循環に入ってきます。


半年使用のうちの溶解炉

右上が空いてます。

今まではこれくらいの半年ほどで壺交換してたのですが 最近は10ヶ月ほど保たせています。
このままでは 良くないです。


上は閉まった状態。


左上もこんな状態。


グラスウールという断熱材をのせて穴を塞ぎますが、
熱とガスですぐに ボロボロに。

そこで蓋と同じ素材の 浮き輪を使ってみる事に。
坩堝屋さんに聞くと外径36φ 内径30φの浮き輪しか無いとの事。
うちの蓋は3号 外径25~26φ なので少し大きめなんですが、割って合わせてみると結構ピッタリ。

結構いい感じ。

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硝子職人 秋友騰尊

Author:硝子職人 秋友騰尊
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メール glassstudiocullet@gmail.com

 

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