お洒落アイデンティティ
「お洒落は我慢」
ピーコさんだか野宮真貴さんだかが
言った言葉があります。
お洒落と快適性は相入れない。
という事だろう。
小学生時代に
そんな言葉を知っていたか知らなかったのかは
覚えていませんが、カッコいいからと
アディダスやプーマの服を選び
冬でも厚着はせずスマートなウインドブレーカーを愛用。
中学生の時には兄の影響もあり、DCブランドを着用するように。
メンズ ビギやバツ、フランドル、ペイトンプレイス、
ヒステリックグラマー、45RPMなどなど。
今思えば生意気な中学生や。
お母さんありがとうございます。
その頃には 服に対する確かなアイデンティティを確立していました。
お洒落と快適性は相入れない。
時は流れ
18歳から仕事で北海道に住みついた私は
お洒落には程遠いけど、使えば快適なんやろうなぁ
と思ったアイテムがあります。
コレ

こういう長靴の快適性は大阪で生まれ育った
雪 初心者の私でも すぐにわかりましたが、
どんな雪深い冬でもこのような長靴を着用することは
ありませんでした。
なぜなら、
カッコ悪いから。
「お洒落は我慢」
靴の中が びちょびちょ になろうとも
20歳前後、私のお洒落アイデンティティは揺るぎないモノになっていました。
ところで私が選んだ仕事は「歌うたい」みたいなカッコいい言い方で言うと
「ガラス吹き」
工房内に1.300℃近い窯が2つ、500℃の窯が一つ。
ゴールデンウィーク明け頃から工房内はサウナのような様相を呈してきます。

ガラス吹き あるあるですが、
温泉のサウナが嫌いです。
夏のガラス工房を思い出します。
温泉まで来て 何で暑さ我慢せなアカンねん!!!!!
よかったら、身近なガラス吹きに聞いてみて下さい。
ほんで
サウナ内に長く居れば エライみたいな風潮やめて。
こっちはそんな中で一日中ガラス吹いとんねん!!!!
。。。。話しを戻します。
そんな暑いガラス工房での服装は
いくら涼しそうでも短パンを履かず 長ズボンを着用。
理由として、安全性の為という事もありますが、
そんな事より
短パンがカッコ悪いから。
30歳前後の頃にも確かにアイデンティティは存在していました。
そして最近。
私のアイデンティティを揺るがす
モンスターアイテムが現れました。
コレ

空調服。
「ほんまに涼しいんか??」
皆さんも先ず頭に浮かぶ疑問でしょう。
雑誌やテレビでは大絶賛。
で、 次に浮かぶ事は。
ダサい。。。
圧倒的にダサい。。
男前のモデルさんが着てても
隠しきれへんダサさ。。。
でも涼しいそうやし。。。。買おう!!。。。
いや ダサいやろ。。。。
けど、涼しいんちゃうんか。。。
けど、ダサいし。。。。
ここ2年ほど 自分の心に問いかけ、葛藤の日々。
「お洒落は我慢」

アイデンティティは崩壊した。
40代半ばも超えると
お洒落 <<< 快適性
短パンに空調服。。。
快適すぎます。。。
吹きガラスやってる人は 直ぐに買うべき。
吹きガラス工房の経営者は直ぐに制服に採用するべき。
購入した空調服♪
お勧めです♡
チャオ